シミやくすみにも種類やできてしまう原因がいくつかあります。その全てを同じケアで改善するのは不可能です。それぞれのシミの種類を知り、適した改善方法を実践するのが、シミを改善する近道です。
名称 | 原因 | 特徴 | ケア方法 |
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老人性色素斑 | 日焼け | シミの中では、もっともポピュラー。 数ミリ~数センチの丸型のシミ。 |
初期なら美白美容液やピーリングも効果的。 濃くなるとレーザー治療が必要。 |
脂漏性角化症 | 日焼けの影響がさらに蓄積 | 表面が盛り上がりイボのようになったもの。 色は黒や茶色肌色のものもある。 |
レーザーなどで焼いてとる治療が必要。 |
雀卵斑(そばかす) | 遺伝 | 10代のころから鼻を中心に広がる。 | レーザー治療で改善されるが、再発することもある。 |
炎症性色素沈着 | ニキビや虫刺され | ニキビなどの痕が茶色く変色して残る。 | 美白美溶液やピーリングが効果的。 レーザー治療は向かない。 |
肝斑 | ホルモンバランスの乱れ | ほお骨部分に左右対称にできる茶色や灰色の薄いシミ。 | 美白美溶液やピーリングが効果的。 睡眠をしっかりととる。 |
表のケア方法を見るとわかる通り、実はできてしまったシミは、美白化粧品などではあまり改善されないんです。美白化粧品は、できてしまったシミではなく、シミができる前の予防効果を目的として使います。今あるシミにピンポイントで使うのではなく、顔全体に使うことでシミができるのを防ぐ効果が期待できるモノなんです。
もちろん、美白成分でシミが薄くなることはあるので、全く意味がないわけではありません。
専門のクリニックなどでも、シミを消す治療として採用されている”フォトフェイシャル”、レーザーのような単調な波長ではなく、広い波長の光を発生させることで肌のコラーゲン生成を促す効果があります。
メラニン色素の多い部分に光をあてると強く反応するため、シミがとれることもあるようです。
できてしまったシミを消すには時間がかかります。そもそもシミができにくい肌にするためにも、日頃のケアでシミ予防をすることが大切。
イオン導入機能が搭載されている美顔器を使って、ビタミンC誘導体やプラセンタエキスなどの美白成分配合の美容液を肌の奥まで浸透させるケアを続けてみましょう。